LCS王者 TL への挑戦 。C9の新たなTOPレーナー「Kumo」
C9 vs TL
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両チームのBAN/PICK
この試合、C9のTOPであるLicoriceが怪我で欠場のため、TOPのサブであるKumoがロースターとして出場しています。
TLはイレリア、ヤスオ、J4をban。
C9はカルマ、タムケンチ、ユーミをbanしていきます。
TLの1stpickはこのpatch9.12で非常に強力なセジュアニです。
それに対しC9はラックスとセジュアニのカウンターであるトランドルを選択します。
TLはC9の得意チャンピオンであるエイトロックス、そしてブラインドで出せる安定したコーキを選択します。
C9はラストにシヴィアを選択。BOTを強気に押し込んでいくという意図が見られます。
TLは2ndbanにゾーイとTFをban。MIDへの警戒を強めます。
それに対しC9はソナ、ザヤとBOTにbanを集中させていることからBOTはとにかく勝ちたいという強い意志が見えます。
C9はジェイスを選択。TOPとMIDのフレックスが可能です。
それに対しTLはBOTにルシアン、ブラウムを選択し、C9の狙いであるBOTレーンを崩そうと考えます。
最後にC9はベイガーを選択します。コーキはレーンのプレッシャーが強くないですし、一緒にスケールできます。そしてスケールの点でベイガーには限界がありません。加えて強力なCCも持っていることから、非常に良いpickに思えます。
TLの構成としてはMIDは安定にファームしつつBOTで大きく有利をとっていきたいです。エイトロックスはナーフにより以前のような強力なチャンピオンではなくなりましたが、2アイテムがそろった時点でのパワースパイクはとても強力でデスダンスとの相性がとても良いチャンピオンです。序盤はBOTから組み立て、中盤はそれにエイトロックスが加わり、終盤になるにつれてコーキが存在感を出してくるという非常にバランスのとれた構成です。しかし、C9のジャングルにはセジュアニのカウンターであるトランドルがいるため、うまくかわしつつBOTにプレッシャーをかけにいくことが求められます。
C9の構成としては、全体的に押し込んでセジュアニにトランドルをあてに行くことが理想となります。そこからドラゴンやタワープレートに繋げていくことが必要です。特にタワープレートの重要性は先週のRRで改めて知ることができたので積極的にタワーを削っていくことが求められます。
しかし懸念点としてTOPのImpact vs Kumoが挙げられます。今回C9はTOPに対してbanを一つも割きませんでした。選手を信頼してのことでしょうが、相手がImpactであることを考えると少しリスクがあるように感じます。また、マッチアップにしてもジェイスという強い気なチャンピオンをあてにいっており、この采配の結果がこの試合の勝敗を左右する一つの要因になるでしょう。
試合展開
5分にファーストブラッドが生まれます。BOTでブラウムが仕掛けに行ったところに対しラックスがシールドを付与しながら応戦しますが、2回目のシールドがシヴィアに付与されなかったためTLが1キル獲得します。このあと体力が少ないルシアンをラックスが倒し、1-1の交換になりますが、少し惜しいシーンでした。
8分50秒のシーンです。ここがこの試合のターニングポイントになりました。
セジュアニがBOTが押し込んだタイミングでC9のブルーバフを取りに行きますが、そこから戦闘が起こり、スケールチャンピオンであるベイガーに2キル入ってしまいます。
このシーン、BOTが押し込んだタイミングでセジュアニがC9のジャングルに入っていったのですが、ドラゴン付近のコントロールワードを消せていなかったため、セジュアニの行動が筒抜けなっていました。さらに押し込んだにも関わらずBOTの二人は寄ることなく近くで待機していたため、孤立した状態になってしまいました。結果としてTLサイドにコミュニケーションエラーが起こったような形になりました。
そしてこの2キルを活かし12分にはベイガーがコーキをソロキルします。これで完全にベイガーは育ったといっていいでしょう。
13分にリフトヘラルドをめぐって集団戦が起こります。このシーンでは急遽スタメンなったKumoが大活躍でした。まず、体力が低いセジュアニをショックブラストで狙い撃ちし倒します。その直後にオールインし、ルシアンを味方の方向にノックバックさせます。そして最後にフラッシュインAAでブラウムを倒します。相手がTLという大一番の試合であるにも関わらず、とても見事なプレイでした。
この戦いでC9は3キルとリフトヘラルドを獲得。そのままMIDのファーストタワーを獲得します。
そして勢いにのったKumoはTOPでソロキルまでします。この試合ではLicoriceの不在を感じさせないほどの存在感を出していました。
26分のシーンです。エイトロックスを倒したC9はバロンに向かいます。当然TLも止めにいきますが、ここでもKumoが活躍します。
まず、ジェイスがコーキをポークで体力を半分まで削ります。一回コーキは下がりますが、再び味方と合流しようとバロン向かいます。それをワードで見ていたジェイスはフラッシュインで壁を超え、コーキを裏で一人ソロキルします。さすがに3 vs 5になったTLはバロンをあきらめなければなりません。この一つのプレイでC9は安全にバロンをとることができました。
このままC9はリコールしないで相手のネクサスを破壊し、TLがこの体制になってから初めて勝利します。
ゲーム時間はなんと27分です。これでC9は6勝3敗となります。
総評
この試合、MVPはMIDのNisqyでしたが、Kumoは予想以上の活躍を見せてくれました。下位チームが相手ならともかく、相手はTLです。試合に浮くどころか、完全に戦力の一つとして試合していました。状況に対して自分が何をするべきかを理解しており、それを全うすることで27分という試合の速さにつながったといえます。
また、今回の試合、C9は9枚のを獲得しています。このタワープレートの獲得も試合の速さに繋がっており、前回の記事で書いたRRでのミスの修正を行えています。
今回、C9はコーキに対しベイガーという選択を行いましたが、結果として予想以上に機能していました。チャンピオンプールの多さが強さにつながるのが今のメタの特徴であるため、今後にもつながります。
明日はCGが相手ですが、おそらくKumoがロースターに加わります。この調子の良さを継続できるかが、一つ見どころになるでしょう。また、チームとしてもこの試合の速さ、タワープレートの獲得を継続できるかが課題になります。
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